# As-Is / To-Be とは：今の姿とあるべき姿の書き出し方と、ギャップを打ち手に変える手順

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更新日: 2026-11-03

As-Is / To-Be とは、業務や組織の今の姿（As-Is）と、目指すあるべき姿（To-Be）を同じ項目で書き並べ、2つの差（ギャップ）から打つ手を決める考え方のことです。読み方はアズイズ・トゥービーです。業務改善では、今の業務の手順を担当・入力・使う道具・時間・困りごとの項目で書き出し、同じ項目であるべき手順を書いて、違う行を一覧にします。

## この記事の要点

- As-Is は、実際に今している手順を書きます。1つの手順ごとに、担当・入力（何を受け取るか）・使う道具・1件にかかる時間・困りごとの5つの項目を埋めます。
- To-Be は、手順の絵に加えて、いつまでに・誰が・何で測るかの3つを書いて決めます。3つが書けない To-Be は、会議で合意しても次の週から誰も動きません。
- As-Is と To-Be を同じ項目で並べ、違う行をギャップの一覧にします。一覧の各行に打ち手・担当・期限を書き、手間が小さく困りごとが大きい行から始めます。

## As-Is / To-Be の意味と、Before/After・Can Be との違い

As-Is は英語で「今のままの状態」、To-Be は「こうあるべき状態」を表す言葉です。業務改善やシステムの導入、組織づくりの場面で、今の姿とあるべき姿を比べて差を見つけるための枠組みとして使われます。人事の用語集では「現状と理想のギャップを可視化するフレームワーク」と説明されています。

- Before/After との違い：Before/After は、改善をしたあとに前後を比べて効果を示すときの言葉です。As-Is / To-Be は、改善を始める前に、どこを変えるかを決めるために使います。
- Can Be との違い：Can Be は、理想と今の間にある、実際に届きそうな目標を指す言葉です。To-Be が遠すぎるときに、途中の目標として Can Be を置くことがあります。
- ギャップ分析との関係：As-Is と To-Be を書いたあと、2つの差を洗い出して原因と打ち手を考える作業をギャップ分析と呼びます。As-Is / To-Be は、ギャップ分析の前提になる2枚の絵です。

業務改善で使うときは、1つの業務を選び、その業務の手順を1行ずつ書いて並べます。会社全体の姿を一度に書こうとすると、項目が抽象的になって差が見えなくなるからです。この記事では、説明用の仮想例として「見積の作成」の業務を使います。

自社の業務で試すときは、今の業務の流れを箇条書きで送ってください。手順の並びを見て、As-Is の5つの項目のどこが抜けているかをお返しします。

- [今の業務の流れを箇条書きで送り、As-Is の書き出しを手伝ってもらう](https://www.sento.group/contact) 「依頼をメールで受ける」「過去の見積を探す」のように、手順を1行ずつ書いて送ってください

## As-Is を書き出す5つの項目と、聞き取りの手順

As-Is の表は、手順を縦に並べ、横に5つの項目を置きます。項目をそろえておくと、あとで To-Be と並べたときに、どの項目が違うのかが行ごとに分かります。

- 担当：その手順を実際にしている人の役割（営業事務、上長など）を書きます。決まりの上の担当と実際の担当が違うときは、実際の担当を書き、決まりの担当を括弧で添えます。
- 入力：その手順を始めるときに受け取るもの（依頼のメール、過去の見積のファイル、単価の一覧など）を書きます。
- 使う道具：Excel、会計ソフト、メール、紙の回覧のように、手順で開くものを、画面やファイルの名前どおりに書きます。
- 時間：1件を処理するのにかかる時間と、次の手順に渡すまで待つ時間を分けて書きます。待つ時間は、承認や確認の手順で長くなりがちです。
- 困りごと：担当者がその手順で迷うこと、やり直すこと、ほかの人に聞くことを書きます。「過去の見積がどのフォルダにあるか毎回探す」のように、場面が分かる文にします。

聞き取りは、担当者に会議室で話してもらうより、実際の画面の横で1件分の作業を見せてもらうほうが、書き漏れが減ります。担当者が無意識にしている確認（金額を前回の見積と見比べる、など）は、聞いても出てこず、見ていると分かるからです。

見ながら書いた表は、担当者に読んでもらい、違う行を直します。担当者が2人以上いる業務は、人によって手順が違うことがあるので、2人分を書いてから1つにまとめます。業務の流れを図にしたいときは、業務フロー図の書き方の記事で、記号と描き方を扱っています。

- [業務フロー図の書き方](https://www.sento.group/concepts/gyomu-flow-zu)
- [業務棚卸しのやり方](https://www.sento.group/concepts/gyomu-tanaoroshi)

## To-Be の決め方：手順の絵に、期限・担当・測るものを足す

To-Be は「見積をすぐ出せるようにする」のような目標の文だけで終えると、会議で全員が賛成しても、翌週から誰も手を動かしません。As-Is と同じ5つの項目で手順を書き、そのうえで次の3つを書き足して決めます。

- いつまでに：「3か月後の月末」のように日付で書きます。期限が無い To-Be は、日々の業務に押されて後回しになります。
- 誰が：あるべき手順に変える作業の責任者を1人決めます。複数の部署にまたがる業務でも、責任者は1人にします。
- 何で測るか：「依頼を受けてから見積を送るまでの日数」「上長の承認を待つ日数」のように、今も数えられる数字を1つか2つ選びます。As-Is の表の時間の項目から選ぶと、今の値と比べられます。

To-Be の手順を書くときは、今使っている道具と人で実現できる部分と、新しい道具や人が必要な部分に印を分けて付けます。説明用の仮想例の見積の作成なら、依頼の様式を決めることと単価表を作ることは今の道具でできますが、画面で承認する手順は、承認の機能がある道具を入れるかどうかを決める必要があります。

システムを入れる場合は、To-Be の手順のどの行をシステムに任せるかを書いた表が、そのまま要件定義の材料になります。

- [要件定義とは](https://www.sento.group/concepts/yoken-teigi)

## As-Is と To-Be、どちらから先に書くか

As-Is と To-Be のどちらから先に書くかは、解説する記事によって勧め方が分かれます。今の姿を先に書くと、今のやり方に引きずられて To-Be が小さくなりやすく、To-Be を先に書くと、今の業務の事情を知らないまま現実から離れた絵になりやすい、という違いがあります。

- As-Is から書くのが向く場面：困りごとがはっきりしていて、今の業務をそのまま続けながら直したいとき。経理や受発注のように、手順が決まっていて回数の多い業務です。
- To-Be から書くのが向く場面：新しいサービスを始める、拠点を増やすなど、今の業務の延長では間に合わないことが分かっているとき。業務の流れを今の手順を前提にせず作り直す BPR も、こちらの書き方に近い進め方です。
- どちらの場合も：To-Be を書く前に、測るものを1つ決めておきます。測るものが決まっていると、As-Is から書いても To-Be が今のやり方の言い換えで終わるのを防げます。

迷ったときは、As-Is を1つの業務分だけ書き、困りごとの列を見てから To-Be を書く順で始めます。1つの業務分なら、聞き取りから表にするまでを短い期間で終えられ、To-Be を考える材料が手元にそろいます。

- [BPRとは](https://www.sento.group/concepts/bpr)

## ギャップを一覧にして、打ち手と順番を決める

As-Is と To-Be を同じ項目で横に並べると、違う行が見つかります。違う行を1行ずつ抜き出したものがギャップの一覧です。一覧は次の列で作ります。

- 項目と手順：どの手順の、5つの項目のどれが違うか（例：単価の出し方の手順の、入力と使う道具）。
- 今の姿：As-Is の表から、その行をそのまま写します（例：過去の見積をフォルダで探し、Excelに単価を手で打つ）。
- あるべき姿：To-Be の表から写します（例：単価表から単価を選ぶ）。
- 打ち手：差を埋めるためにすることを、動詞で終わる文で書きます（例：よく使う品目の単価表を1つ作り、共有フォルダに置く）。打ち手には、手順をやめる、まとめる、順番を入れ替える、簡単にする、道具を変える、人や役割を変える、のどれに当たるかの印を付けます。
- 手間と困りごとの大きさ：打ち手にかかる手間と、その差が生んでいる困りごとの大きさを、大・中・小の3段で付けます。
- 担当と期限：打ち手ごとに担当1人と期限を書きます。

順番は、手間が小で困りごとが大の行から始めます。説明用の仮想例では、依頼の様式を1つ決めることがこれに当たります。手間が大の行（承認の道具を入れる、など）は、小さい行で効き目を確かめてから、予算と一緒に決めます。

業務の流れの中で待ちがいちばん溜まっている手順が分かっている場合は、その手順にかかるギャップの行を先に選ぶと、全体の日数が早く縮みます。待ちが溜まる手順の見つけ方は、制約理論（TOC）の記事で書いています。

ギャップの一覧を作りかけている場合は、途中のままで送ってください。打ち手の列の書き方と、どの行から始めるかを一緒に決めます。

- [作りかけのギャップ一覧を送り、どの行から始めるかを相談する](https://www.sento.group/contact) Excelでもスプレッドシートでも、画面の写真でも送れます
- [制約理論（TOC）とは](https://www.sento.group/concepts/toc-seiyaku-riron)
- [ECRSの原則とは](https://www.sento.group/concepts/ecrs)

## As-Is / To-Be でつまずきやすい点

As-Is / To-Be は、表を作ること自体は難しくありません。止まりやすいのは、表を作る前と作ったあとです。次の4つに当てはまっていないかを確かめます。

- As-Is が建前の手順になっている：決まりの文書を写して As-Is にすると、実際にしている確認ややり直しが抜け、ギャップも見えません。担当者の画面の横で1件分を見て書きます。
- To-Be に期限・担当・測るものが無い：手順の絵だけの To-Be は、誰がいつまでに何をするかが決まらないまま会議が終わります。
- 関係者が To-Be に合意していない：見積の作成の To-Be に、承認する上長が加わっていないと、画面で承認する手順が実際には使われません。To-Be を決める場に、その業務の手順に出てくる全ての役割の人を呼びます。
- 表を作って終わる：ギャップの一覧に担当と期限が書かれていないと、表は共有フォルダに置かれたまま更新されません。月に1回、一覧の期限の列を見る日を決めます。

## As-Is の書き出しとギャップ一覧を、会社の共有フォルダに1組で残す

As-Is の表とギャップの一覧が、改善を進めた担当者のPCの中に別々のファイルで置かれていると、次に同じ業務を見直す人は、聞き取りからやり直すことになります。sento.groupでは、1つの業務の As-Is を書き終えた日に、会社の共有フォルダに業務ごとのフォルダを作り、As-Is の表・To-Be の表・ギャップの一覧の3つを並べて置いてもらいます。

ギャップの一覧には「決めた日・決めた人・決めた理由」の3列を足し、To-Be をなぜその形にしたかを残します。半年後に打ち手の効き目を測り直すとき、理由が書いてあれば、To-Be を変えるべきかを判断できます。

聞き取りのメモを生成AIに渡して As-Is の表の下書きを作らせた場合は、AIに渡したメモ、頼んだ文面（「この5つの項目の列で、1行に1つの手順で表にして」など）、出てきた下書き、担当者が直した箇所を、同じフォルダに残します。次の業務で As-Is を書くときに、同じ文面から始めると、項目のそろった下書きが出てきます。

最初の一歩として、sento.groupのTOC分析 5万円（2時間）は、2時間で行う入口の診断です。今の業務の流れを箇条書きにしたものを持ってきてください。

- [業務改善コンサルとは](https://www.sento.group/concepts/gyomu-kaizen-consul)
- [ナレッジマネジメントとは](https://www.sento.group/concepts/knowledge-management)

## よくある質問

### Q. As-Is と To-Be の読み方を教えてください。

As-Is はアズイズ、To-Be はトゥービーと読みます。英語の as is（今のままで）と to be（こうあるべき）から来た言葉で、日本語では現状とあるべき姿、と言い換えられます。

### Q. As-Is / To-Be とギャップ分析は何が違いますか？

As-Is / To-Be は、今の姿とあるべき姿の2枚を書く作業です。ギャップ分析は、その2枚を比べて差を洗い出し、差の原因と打ち手を考える作業です。業務改善では、2枚を書いてからギャップ分析をする、という順で続けて行います。

### Q. As-Is を書くのに、どの業務から選べばよいですか？

回数が多く、担当者が困りごとをすぐ挙げられる業務から選びます。見積の作成、請求書の発行、受注の入力のように、手順が決まっていて毎週か毎月起きる業務は、聞き取りが短く済み、ギャップも見つけやすくなります。

### Q. To-Be が理想論になってしまいます。どうすればよいですか？

To-Be に、いつまでに・誰が・何で測るかの3つを書き足します。3つを書こうとすると、今の人と道具で届く範囲かどうかを考えることになります。遠すぎると分かったら、途中の目標（Can Be）を置き、期限を区切って段階で進めます。

### Q. As-Is / To-Be はシステム導入のときにも使えますか？

使えます。To-Be の手順のうち、どの行をシステムに任せるかを書いた表が、システムに求めることを決める要件定義の材料になります。システムを入れる前に As-Is を書いておくと、導入後に効き目を測るときの比べる元にもなります。

## 今の業務の流れを箇条書きで送り、As-Is の書き出しを手伝ってもらう

見直したい業務を1つ選び、今の手順を「依頼をメールで受ける」「過去の見積を探す」のように1行ずつ箇条書きで送ってください。As-Is の5つの項目で埋まっていない箇所と、聞き取りで確かめる点をお返しします。最初の一歩として、2時間で行う入口の診断、TOC分析 5万円（2時間）も選べます。

- [業務の流れを箇条書きで送って相談する](https://www.sento.group/contact?topic=data-operations&source=as-is-to-be)
- [データ基盤構築・業務再設計](https://www.sento.group/services/data-operations)

## この考え方の背景を、noteで読む

## 関連リンク

- [制約理論（TOC）とは](https://www.sento.group/concepts/toc-seiyaku-riron)
- [業務フロー図の書き方](https://www.sento.group/concepts/gyomu-flow-zu)
- [業務棚卸しのやり方](https://www.sento.group/concepts/gyomu-tanaoroshi)
- [要件定義とは](https://www.sento.group/concepts/yoken-teigi)
- [BPRとは](https://www.sento.group/concepts/bpr)
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