CONCEPT — SUUJI FUICCHI
会議の数字が合わない・部門で数字が食い違う
会議で売上を確認しようとしたら、営業と経理の数字が合わない。どちらかが間違っていると思って調べたら、片方は受注日、もう片方は計上日で集計していた——数字の不一致は、入力ミスではなく、定義の違いが原因であることが多いです。
数字が合わない状態とは
営業部門が「今月の売上は1,000万円」と言い、経理部門は「800万円」と言う。どちらも自分のシステムから正しく出した数字なのに、合わない。この状態を放置すると、会議のたびに「どちらの数字を見ればいいのか」という議論が発生します。
冒頭の例は説明のための仮想例です。実際には、同じ「売上」でも、受注日・出荷日・計上日・入金日のどれを基準にするかで数字が変わります。目的の違う数字を「一つの正しい売上」に揃えようとすると、現場の判断に必要な違いまで消してしまいます。
sento.groupの解き方
数字を一つに統一することがゴールではありません。それぞれの数字が何を表しているかを整理し、判断に必要な数字が揃う状態をつくります。
- 数字の定義の棚卸し(何を、いつ時点で、どう集計しているか)
- 集計タイミング・更新責任の整理
- 一つの会議・一つの指標で運用を回す設計
- 可視化ダッシュボード・定期レポートへの接続
データを一元化することと、数字の意味を揃えることは別の作業です。先に定義を整理することで、どこを共通化し、どこを分けて持つかが決まります。
数字が合わない三つの原因
数字の不一致には、大きく三つの原因があります。原因を分けて考えると、対策も変わります。
- 定義の違い:同じ「売上」でも、受注・出荷・計上・入金のどれを指すかが違う
- タイミングの違い:月末締め・月初締め、日次更新・週次更新など集計タイミングが違う
- データの分断:同じ定義のはずなのに、システムが別で転記漏れや入力漏れがある
定義の違いは、どちらかを間違いとするのではなく、目的に応じて使い分けることもあります。タイミングとデータの分断は、連携や運用ルールで解消できます。
データのサイロ化との関係
数字が合わない原因がデータの分断にある場合は、サイロ化の解消が先になります。ただし、サイロを解消してデータを一元化しても、定義が揃っていなければ数字は合いません。
「数字が合わない」という課題に対して、まず原因を切り分け、定義の整理が先か、データの統合が先かを判断します。
相談の入口
「会議で数字が合わなかった資料」を一つ持ち寄るところからで構いません。それぞれの数字がどこから来て、何を表しているかを一緒に確認し、整理の優先順位を決めます。
よくある質問
Q. 営業と経理の数字、どちらが正しいですか?
どちらも正しいことがあります。受注日ベースの売上と計上日ベースの売上は目的が違います。どちらかに統一するのではなく、使い分けることを前提に整理することをおすすめします。
Q. 数字を一つに統一すべきですか?
必ずしも統一する必要はありません。判断に必要な数字が、必要な人に、必要なタイミングで届く状態を目指します。
Q. まず何から始めればいいですか?
「数字が合わなかった場面」を一つ特定し、それぞれの数字の出所と定義を確認することから始めます。
Q. 費用はいくらですか?
範囲により異なります。まずは無料相談でご相談ください。
数字の不一致のご相談
会議で数字が合わなかった資料があれば、そこから整理できます。現状をお聞かせください。